4月14日付の外食日報は

●今春商戦でにわかに存在感示す「うなぎ」

今春商戦でにわかに鰻(うなぎ)が存在感を示している。通常は夏場の土用の丑の日に合わせて提案が活発になるが、目先は4月23日も土用の丑の日。うなぎはビタミン豊富などコロナ禍で高まる消費者の健康志向に合致している食材だけに、季節の変わり目で疲れやすいこの時期に注目する外食企業が多いようだ。専門店だけでなく、ファストフードや焼肉レストランでも手掛けるなど外食でよりポピュラーな食材になってきたなか、春の外食需要回復の起爆剤になり得るか関心が集まる。

●「ファーストキッチン」が全面的に和を打ち出したバーガーを

ファーストキッチンは「ファーストキッチン」で15日から、〈クラシック大葉すだちおろし竜田バーガー〉税込550円と〈クラシック大葉すだちおろしバーガー〉同620円を発売する。夏前までの期間限定販売を予定。日本人に合うワンランク上のバーガーを随時投じている「クラシックシリーズ」の新作。

●小田急RSが「箱根そば」完全キャッシュレス1号店

小田急レストランシステムは12日、「箱根そば」で初の完全キャッシュレス店舗となる「マルシェ新百合ヶ丘店」(神奈川・新百合ヶ丘)をオープンした。提供時間の短縮につなげるとともに、コロナ禍で注目される「非接触」の仕組みも採り入れた店舗となる。食券の購入番号を表示する客席モニターを同社で初めて設置し、利用客にとっての利便性も高める狙い。