4月9日付の外食日報は

●「サイゼリヤ」がコンビニ跡地に出店余地拡げる

サイゼリヤが、成長戦略の一つに掲げる「サイゼリヤ」小型モデルの出店を具体化した。8日、東京都練馬区の東武東上線下赤塚駅近くにコンビニエンスストア「ローソン」の跡地を活用した「サイゼリヤ地下鉄赤塚店」をオープン。床面積ベースで平均的な店舗の約4割にコンパクト化したうえで、全てのメニューを取り扱う。狭小立地にも出店余地を広げて出店に弾みをつけるための戦略店舗として成果を検証する。

●プロントがリブランディング1号店を東京・銀座に

プロントコーポレーションは10日、「カフェ&バー プロント」(以下「プロント」)のリブランディング1号店となる「PRONTO 銀座コリドー店」(東京・銀座)をオープンする。「昼はカフェ、夜はサカバ。」をコンセプトに、従来よりも昼と夜とではっきりとした違いを打ち出す「二面性」をもった業態として立ち上げたもの。まずは直営店で成果を出し、「プロント」の新しいモデルとしてフランチャイズにも広げていく考えだ。

●「とんでん」が一貫氷使用のかき氷を初の全店販売

とんでんは7日、北海道と関東で97店舗を展開する「北海道生まれ和食処とんでん」(以下「とんでん」)で、一貫氷を使用したかき氷メニュー「綿雪」全5品を発売した。一貫氷を使ったかき氷は昨年まで一部店舗のみでの販売だったが、今年は全店に新しい機械を導入して販売店舗を全店に拡大。かき氷としては例年よりも2カ月ほど早い時期から投入し、販売に力を入れる。