4月6日付の外食日報は

●外食で新規客獲得睨んだ新生活シーズン向けフェア

4月の新年度に入り、新生活シーズンを意識した外食チェーンの販促施策が活発だ。卒業、入学、入社など人の動きが多くなるこの時期は、外食企業が新規顧客や自店のファンを獲得する上でも重要な時期。コロナ禍の「新しい生活様式」を意識し、イートイン、テイクアウトを交えた商品企画で訴求する施策が目立つ。

●ダイナミクスが食事業態シフトの一環で焼肉新業態

ダイナミクス(東京・日本橋、守部英喜代表)が食事業態へのシフトを進めている。焼肉業態「絶品赤身肉専門 個室焼肉 1700(イチナナマルマル)」を開発。15日に1号店を東京・秋葉原にオープンする。同社は「鳥二郎」など多ブランド展開する総合居酒屋を中心に、飲食店約100店舗を手掛ける。居酒屋需要が減退するなか…

●「かつや」で合い盛りシリーズの新作投入

アークランドサービスホールディングス傘下のかつやは9日からとんかつ専門店「かつや」で、異なるメインのおかずを組み合わせた意外性とボリューム感で堅調な「合い盛りシリーズ」の新作として、〈牛春雨プルコギとメンチカツの合い盛り丼〉649円(税込・以下同)などを発売する。また、定食のごはんで提供している「全力ご飯!」シリーズで新たに〈焼売(シューマイ)ご飯〉税込99円を投入する。事前にメディア戦略で話題となっており、販売効果が注目される。