3月30日付の外食日報は

●需要なお大きい「ひとり焼肉」モデル

換気の仕組みが整っており、新型コロナウイルス感染症対策の面から安心度が強い焼肉業態が改めて注目場面を迎えている。緊急事態宣言は解除済みも、感染が収束せずにリスクが依然強く意識されていることから、リスク回避として外食需要が焼肉店に向かう公算があるからだ。特に、会話による飛沫を防ぐ観点から会話をせず一人で気兼ねなく楽しめる「ひとり焼肉」スタイルの店は、時流に乗ったモデルとして関心を高めそうだ。

●「吉野家」の牛焼肉商品が3週間で100万食超

吉野家は「吉野家」で3月1日に発売した〈牛焼肉御膳〉税別648円や〈牛焼肉丼〉並盛同548円など、牛焼肉をメインに据えた4メニューの合計販売食数が同社の予想を上回り、22日までの3週間で100万食を超えた。

●阪神尼崎駅前に1年間限定の屋台広場がオープン

阪神電気鉄道と阪急阪神不動産、屋台による飲食店の開業と遊休スペース活用のマッチングサービスなどを手がけるReplaceの3社は4月16日、兵庫・尼崎の阪神尼崎駅駅前に「尼崎屋台広場(通称:あま屋台)」をオープンする。2022年3月末までの予定で約1年間、期間限定オープンするもの。