3月24日付の外食日報は

●卓上サーバーからのレモンサワー飲み放題に熱視線

外食で、卓上サーバーから利用客自身が注いで楽しむレモンサワーの飲み放題が注目を集めている。60分500円などの低価格で手軽に利用できる仕組みとして、既存飲食店が集客のフックとするべく新たなサービスとして導入する動きのほか、同飲み放題を売りとする酒場業態の出店も拡大。コロナ禍でニーズの高まりがみられる短時間利用にもマッチする仕組みとして、各社が感染症対策を施した店内で換気の良さなども打ち出しながらサービスを提供している。

●力の源HD、税込価格表示対応で主要商品は値下げ

力の源ホールディングスは「博多 一風堂」全店およびフードコート向け業態「IPPUDO RAMEN EXPRESS」などで従来は「本体価格(+税)」としている価格表記について、4月1日からは税込価格のみの表記に切り替える。同日から税込の総額表示が完全義務化となることによる。また、これを機にメニュー価格を改定する。

●サンマルクHDがゴーストキッチン事業立ち上げ

サンマルクホールディングスは4月9日、ゴーストレストラン事業をスタートさせる。フードテック技術の開発・活用などを専門的に行う会社として今年1月に立ち上げていた戦略子会社サンマルクイノベーションズによる具体的な事業展開の第1弾となる。