3月23日付の外食日報は

●「串カツ田中」が全ての串カツを糖質4割オフ仕様に

串カツ田中ホールディングスは24日、「串カツ田中」初の大幅な商品リニューアルを実施する。提供する全ての串カツについて、衣を従来よりも糖質を4割カットしたものに切り替える。外食業界で串カツの大幅な糖質カットを行って新たなスタンダードとして打ち出す試みは画期的で、「従来のタイプと食べ比べても全く違いがないものに到達した」(貫啓二社長)という。健康的な食事を強く意識している人を含めてより幅広い消費者に訴求する。

●グローバルDが時短命令は違憲・違法として都を提訴

和食店「権八」などを運営するグローバルダイニングは22日、東京地裁に、緊急事態宣言発出中に東京都が出した時短営業命令は違憲・違法として、損害賠償請求を都に求める訴訟を起こした。
原告側は、都の命令が時短要請に応じていない約2000店舗のうち原告の26店舗を含む27施設だけを対象に発令されたことや、グローバルダイニングが時短要請に応じていない旨をSNS上などで発信していたことから都側に「狙い撃ち」されたと指摘。

●ハブがソーシャルゲーム大手のミクシィと提携

英国風パブ「HUB」のハブが、ソーシャルゲーム大手のミクシィと業務提携する。資本提携として第三者割当増資も実施し、ミクシィ傘下のファンドが筆頭株主になる。累計5400万人ユーザーのソーシャルゲーム「モンスターストライク」を主要収益源に、プロバスケットボールチームを抱えるなどスポーツ関連などにも事業を広げているミクシィとの接点はこれまでになかった。新型コロナ禍で環境が激変するなか、新たな付加価値創出へ異業種と組むチャレンジを決めた。