3月22日付の外食日報は

●株主優待シーズンで脚光浴びる上場外食企業は

株式市場では今月末にかけて株主優待狙い相場の最盛期を迎える。決算月であることなどから3月末割当で優待を設定する企業が多いためで、29日までに株を取得し、30日まで保有すると株主優待を得られるため(取得時期に一部例外あり)優待狙いの売買が賑わう。注目は、外食では優待の大半が食事券など自社業態で利用できる内容であること。株が買われれば、食事券で店を利用する人が増え、売上の巻き返しに寄与し得る。

●ピエトロがレストラン事業でカスタマイズ対応強化

パスタを中心にしたレストランの運営と、パスタソースやスープなどの小売を手掛けるピエトロが、レストラン事業でカスタマイズへの対応を強化する。25日に「ピエトロレストラン」をはじめとした「ピエトロ」ブランドのレストラン(一部を除く27店舗)でグランドメニューを刷新。新メニュー15品を含む79品のラインナップにすることを機に行うもので、「さまざまな利用客の声を踏まえ、カスタマイズで楽しさをプラスする」(同社)として実施する。

●東京都が飲食店に「コロナ対策リーダー」登録求める

国が1都3県に発令していた緊急事態宣言を22日に解除することを受けて、東京都が18日に発表した要請内容によると、22日以降は3月31日まで飲食店に対して5時から21時までの時短営業(酒類提供は11時から20時)を要請し、協力金として1日4万円を支給する。