3月18日付の外食日報は

●鳥貴族HDは売上回復最大化と成長基盤強化を

全品税別298円均一の焼鳥居酒屋チェーン「鳥貴族」の鳥貴族ホールディングスは今期(21年7月期)の下期、今後の事業環境好転を見越し、最大限の売上回復効果獲得へ販売促進施策などに注力する。「鳥貴族」の今年1月末時点の店舗数は前期末比7店舗減にとどまる622店舗であり、一方で他社の居酒屋では大規模な閉店もみられる。このため大倉忠司社長は「コロナ収束とともに競争という意味では優位に立てる」と意気込みをみせている。併せて中期成長を視野に入れた施策も進める方針で、コロナ禍を踏まえてこのほど新業態育成を前倒す形で3カ年の中期経営計画を巻き直している。

●王将FSがにんにく量倍以上の「第3の餃子」発売

王将フードサービスは19日から「餃子の王将」(北海道内店舗除く)および「GYOZA OHSHO」(一部店舗除く)で、通常の餃子の2倍以上のにんにくを使用した〈にんにく激増し餃子〉(1人前6個税別270円・3個同150円/西日本・東日本統一価格)を発売する。看板商品の〈餃子〉(西日本は6個税別220円・東日本は同240円)と北海道内店舗を除き販売中の〈にんにくゼロ生姜餃子〉(同・同)に次ぐ「第3の餃子」として打ち出すもの。

●モスがご当地食材使用の「まぜるシェイク」で第2弾

モスフードサービスは4月1日から「モスバーガー」で、〈まぜるシェイク ベニほっぺ〈愛知〉〉(Sサイズ税込310円~)と〈同 ル レクチエ〈新潟〉〉(同)を発売する。全国を8つのエリアに分けて各地の食材を使った「まぜるシェイク」を販売するリレー企画の第2弾。5月中旬頃までの販売を予定する。