3月17日付の外食日報は

●米国産牛肉の関税引き上げで外食への影響度は

政府は近く、米国産牛肉の関税を引き上げるセーフガード(緊急輸入制限)を発動する見通しだ。輸入量がセーフガード発動決定基準数量に迫る水準まで増加してきているためで、早ければ17日に決定し、18日に発動する。発動となれば17年8月に冷凍牛肉で実施されて以来となるが、外食への影響度はどのくらいか。

●プレナスが「やよい軒」で朝食需要深耕

プレナスが定食チェーン「やよい軒」(2月末時点372店舗)の約180店舗で提供している朝食メニューの展開を強化する。23日からラインナップを倍増させるとともに、改めて各種の無料おかわりサービスとともに訴求。取り扱い店舗も増やし、4月中には300店舗超で提供できる体制を敷く。

●サブウェイが利便性向上へ初の「先払い」方式導入

日本サブウェイは17日、初の先払い方式を取り入れた店舗となる「サブウェイ 錦糸町オリナス店」(東京・錦糸町)をオープンする。先払い方式の導入により、「サブウェイ」の注文方式に慣れていない新規利用客の買いやすさ向上や、「新しい生活様式」下での接触機会の低減、待ち時間短縮などの効果につなげる狙い。