3月5日付の外食日報は

●12月期決算① 増収増益・黒字企業は全体の3割

上場している外食関連企業の20年12月期決算で、経常利益ベースで増収増益もしくは増収黒字としたのは全体の3割。この構図は1年前と同じだが、今回は新型コロナ禍という未曽有の脅威に業界全体が大きく打撃を受けた点が異なる。売上を大幅に落とし、利益を確保できない企業が多かった。

●銀座クルーズは「星のなる木」への主力シフト鮮明

大型の洋食レストラン「クルーズ・クルーズ」などを関東圏で展開する銀座クルーズ(東京・東銀座、南有子会長)は、コロナ禍を踏まえた「新しい生活様式」、ニューノーマルを見据えた戦略として主力業態のシフトを進めている。9日には同社5年ぶりの新店舗として、新たな主力となってきている日本料理店「星のなる木」を東京・新宿に立ち上げる。

●マクドナルドが「夜マック」にごはんバーガー3種を

日本マクドナルドは10日から「マクドナルド」で、バンズにごはんを使用した「ごはんバーガー」を発売する。「ごはんバーガー」の投入は今回で3度目。バンズに福島県産米を100%使用し、新作〈ごはんフィッシュ 和風黒胡椒〉単品390円・バリューセット同690円(以下含め価格は税込)を含む3品を投入する。17時以降のディナー時間帯に販売する「夜マック」商品として、今回は4月上旬までの販売を予定する。