2月17日付の外食日報は

●ロイヤルHDは変化への対応など構造改革推進

ロイヤルホールディングスは今期(21年12月期)、構造改革の取り組みに拍車をかける。変化への対応や成長分野の育成に力を注ぐもので、「ロイヤルホスト」「天丼てんや」などを手掛ける外食事業ではテイクアウト・デリバリー販売を拡大。内食へのアプローチも強める。

●ドトールコーヒーが初のコード決済サービス導入

ドトールコーヒーは、キャッシュレス決済への対応を広げる。3月1日から「ドトールコーヒーショップ」「エクセルシオール カフェ」などドトールグループの合計約1200店で、「PayPay」「d払い」「楽天ペイ」など9つのコード決済サービスに対応する。交通系電子マネーやクレジットカード決済に続く形で初のコード決済サービスを導入し、利用客の選択肢を広げて利便性向上につなげる狙い。

●吉野家HD、フィリピンで外食最大手と組み10年で50店舗を

吉野家ホールディングスがフィリピンでの「吉野家」出店を本格化する。フィリピン子会社が5月に同国最大の外食事業者Jollibee Foods Corporation(以下、ジョリビー)との折半出資で新会社を立ち上げ、同合弁会社を通じて「吉野家」の出店を加速する。