2月15日付の外食日報は

●アークランドSHDはブランドポートフォリオ強化に注力

アークランドサービスホールディングスは今期(21年12月期)、ブランドポートフォリオの強化に力を注ぐ。前期にM&A(企業の合併・買収)で得たブランドについてグループシナジーを追求しつつ強化する。新業態育成も進める。臼井健一郎社長は現在62%(前期実績)ある国内「かつや」の売上構成比について、「将来的には30%まで下げてポートフォリオを確立させる」としており、環境変化への対応力を上げて継続的な業績成長につなげる構えだ。

●オアシスティーラウンジが「春水堂」初のビール

オアシスティーラウンジ(東京・青山、木川瑞季代表)は主力業態であり国内19店舗を展開する台湾発のティーカフェ「春水堂」の日本旗艦店「渋谷マークシティ店」限定で3月1日から、台湾茶とビールを合わせたドリンクの提案を始める。「春水堂」でビールを取り扱うのは52店舗ある本場台湾の店舗を含めても初のこと。

●エー・ピーHDがオイシックス・ラ・大地と提携

エー・ピーホールディングス(以下、エー・ピーHD)はこのほど、定額制食品宅配サービス大手事業者のオイシックス・ラ・大地(以下、オイシックス)と資本業務提携契約を締結した。26日にオイシックスを引受先とする第三者割当増資を実施して約2億4000万円を調達する。3月31日付を予定に、水産物卸事業子会社であるセブンワークの発行株の51%をオイシックスが引き受けて連結子会社化する。