2月12日付の外食日報は

●日本マクドナルドHDは店舗やIT・デジタルなどへの積極投資継続

日本マクドナルドホールディングスは事業の持続的成長に向けて、店舗や、人材育成にも関わるIT、デジタルへの積極的な投資を続ける。今期(21年12月期)は店舗やIT・デジタルなどへの設備投資で前期を約30億円上回る240億円前後(店舗約150億円、IT・デジタルなど約90億円)を予定。コロナ禍で変化する経営環境や消費者ニーズに対応し、「マクドナルド」におけるサービスや利便性向上に努めることで顧客満足度を高め、好調だった前期に続く増収増益を目指す。

●鹿児島の「Li-Ka1920」は飲食部分が先行開業

鹿児島地盤の総合商社である南国殖産の子会社で不動産事業を手掛ける南国プロパティマネジメント(鹿児島・鹿児島、重久栄一郎代表)は、鹿児島市の代表的な駅である鹿児島中央駅の駅前エリア再開発の目玉として建設中の大型商業施設「Li-Ka1920(ライカイチキューニーマル)」(鹿児島県鹿児島市中央町19-40)について、4月23日に飲食部分(食物販含む)を先行オープンする。昼と夜で顔つきを変える趣向も織り交ぜつつ…

●バルニバービはテイクアウトスタンドの展開を強化

バルニバービはスタンドタイプのテイクアウト業態の開発、育成を進めている。22日に茨城県土浦市の駅直結型複合施設内で新店舗を立ち上げる。緊急事態宣言下において夜の営業時間の短縮要請がなされるなど飲食店全般に店内営業の厳しい環境が続くなか、需要が高まるテイクアウトへの対応を強化して現状打破を図る動きだ。