2月8日付の外食日報は

●外出自粛継続で高まる「現地の味」ニーズ

コロナ禍で10都府県において政府の緊急事態宣言が延長され、不要不急の外出・移動の自粛徹底が求められる状況が続いている。「Go To トラベル」事業は全国で事業停止の状態が継続され、人々の旅行への欲求は抑え込まれたまま。そうしたなかで外食業界からは、「ご当地メニュー」企画を提案する動きが改めて目立ってきた。地元に居ながらにして現地の味を楽しめる、時代のニーズを捉えた取り組みだ。

●スシローGHDは成長路線復帰へ順調確認

スシローグローバルホールディングスが5日の株式市場での取引終了後(15時)に発表した今期(21年9月期)の第1四半期(20年10~12月)連結決算(IFRS)は、増収で2ケタ増益だった。今期に成長路線復帰入りを図るなかで順調な足取りが確認された。

●福島、群馬、広島、沖縄で時短要請延長へ

自治体独自で飲食店への時短営業を要請している16県(北海道除く)のうち、沖縄県など3県が延長し、広島県は内容を変更して延長する。一方、山梨県など9県では予定通り終了する。宮城、茨城、熊本の3県は5日夕に開催される対策会議で終了か延長かを決定する。時短要請を延長するのは、福島県、群馬県、広島県、沖縄県の4県(下記に関連表)。福島県は、県内全域の接待を伴う飲食店、カラオケ店、酒類を提供する飲食店を対象に2月15日まで延長。協力した店舗には1日4万円支給する。