1月5日付の外食日報は

●外食チェーンで「新年企画」の提案に賑わい

外食チェーンで新年に絡めたキャンペーン企画や商品の提案が相次いでいる。人気企画や恒例のキャンペーンで新たな商品などを投入して需要獲得に取り組む動きだ。チェーンによってはテイクアウトやデリバリー用商品も交え、売上高の底上げにつなげようとする動きが目立つ(いずれも4日昼時点での予定)。

●1都3県の飲食店に20時までの時短営業要請へ

政府は、東京都および隣接する3県(東京都・神奈川県・埼玉県・千葉県)に対し、飲食店に求めている営業時間の短縮について夜は20時までと、従来の形よりも閉店時間の2時間前倒しを要請することを決めた。外食各社にとっては営業環境の厳しさが増す見通しで、情勢を見極めた適切な対応が必要になってくる。

●壱番屋が多店舗化視野にジンギスカン店子会社化

「カレーハウスCoCo壱番屋」などを展開する壱番屋はこのほど、北海道・旭川で「成吉思汗(ジンギスカン)大黒屋」(以下「大黒屋」)を1店舗経営する大黒商事の全株式を取得して連結子会社化した。今後の具体的な出店時期や店舗数などは未定だが、「大黒屋」の多店舗展開も視野に実施したもの。株式取得価額は非公表。