12月23日付の外食日報は

●テンアライドが新収益源確立へ「神田屋」高速展開

テンアライドが「神田屋」(3店舗)で出店攻勢をかける。新型コロナ禍にあっても好調に推移しているうえ、好物件が多く得られる環境にあるためで、業績回復を期す上での新たな収益の柱としての育成を視野に来期(22年3月期)以降、年間20店舗のハイペースで出す。

●FRで冬に人気の「苺デザート」提案が活況

ファミリーレストラン(FR)チェーンで苺を使用したスイーツや季節のデザートの提案が活発化している。苺のデザートは冬の定番として人気のチェーンも多く、今シーズンも新作の投入や品目数の拡大などによって利用客への訴求に力を入れる動きが目立つ。食後のデザートや軽食、喫茶など幅広い利用動機に対応でき、需要の底上げにつながる商品として期待する企業も多い。

●テン コーポが郊外型新モデル「天ぷらてんや」

ロイヤルグループのテン コーポレーションは25日、「天丼てんや」の郊外型新モデルとなる天ぷら専門店「天ぷらてんや 平塚田村店」(神奈川・平塚)をオープンする。「天丼てんや」既存店からの業態転換により出店する。今後は同モデルによる直営郊外店舗の新規出店や「天丼てんや」既存店からの業態転換、新規フランチャイズ募集などにより、「『天ぷらてんや』の多店舗化を予定している」(ロイヤルホールディングス)とする。