12月11日付の外食日報は

●くら寿司は業績急回復に向けた地固めに集中

くら寿司は今期(21年10月期)を、業績V字回復からの成長軌道入りに向けた地固めの1年と位置づける。回転寿司チェーン「くら寿司」における、安心・安全を追求した非接触運営モデルの21年末での全店化を目指して動くほか、手薄の立地を狙った出店の加速、持ち味の有力コンテンツとの協業を含めた商品提案力の強化などに取り組み、「より攻めの投資を行っていく」(同社)とする。

●外食各社が「復活メニュー」投入で需要喚起

外食各社で過去に人気を博したメニューを「復活」させる形で投入する動きが相次いでいる。ファストフードや(FF)やファミリーレストラン(FR)、居酒屋など、さまざまな業態が投入して需要喚起に当たっている。純粋に人気商品を復活させる動きから一部アレンジを加えて発売する企業もあり、新たなファンの獲得も期待できる商品として注目だ。

●BKJHが「バーガーキング」で代替肉バーガー発売

ハンバーガーチェーン「バーガーキング」の日本国内での展開を手掛けるビーケ―ジャパンホールディングス(東京・半蔵門、ダニエル・リー社長)は11日、国内の「バーガーキング」では初の、代替肉をパティとしたワッパー(ハンバーガー)となる〈プラントベースワッパー〉税込590円を発売する。