12月9日付の外食日報は

●3月期2/4期決算 コロナ禍影響、増収増益はわずか3社

株式を公開している外食関連企業の21年3月期第2四半期決算がまとまった。増収増益はわずかに3社。コロナ禍で店内飲食需要が低下する半面で、テイクアウトやデリバリーなど店外飲食の需要が増加。この流れに対応できる力をどこまで備えていたかが業績の明暗を分けた形となった。

●「俺の」が惣菜・物販とレストランの複合業態

「俺のフレンチ」「俺のベーカリー」などを手がける俺のは15日、東京・銀座に2ブランドの複合店舗をオープンする。いずれも新ブランドで、1階がデリカテッセン(惣菜)や物販が主体の「俺のGrand Market(グランマーケット)」、2階が1階で販売する食材を使った料理も提供するレストラン「俺のGrand Table(グランテーブル)」となる。

●ぐるなび総研の「今年の一皿」は「テイクアウトグルメ」

ぐるなび総研は8日、今年の日本の世相を反映し象徴する食として、2020年「今年の一皿」に「テイクアウトグルメ」を選んだ。
選定理由として、今年は新型コロナウイルス感染症拡大の影響で時短営業や休業を余儀なくされ、新たな収益源としてテイクアウトを開始した飲食店が急増。多種多様なメニューが増え…