12月8日付の外食日報は

●FRや専門店が「年越しそば」に焦点

和風のファミリーレストラン(FR)やそばの専門店などで、年末に向けたテイクアウト用の「年越しそば」関連商品の提案が広がっている。今年は新型コロナウイルス感染症の影響による消費者の巣ごもり傾向が予想される中、新たに年越しそばの販売に乗り出す動きもみられる。既に予約受付を開始しているチェーンも多く、コロナ禍の消費者ニーズをどう捉え、売上高の底上げや需要喚起につなげられるか注目だ。

●万葉倶楽部が小田原城臨む地に複合商業施設

総合温浴施設を全国規模で展開している万葉倶楽部(神奈川・小田原、高橋理社長)はこのほど、小田原駅東口エリアに複合商業施設「ミナカ小田原」を開業した。小田原城東口お城通り地区の再開発事業として立ち上げた施設で、地上14階・地下1階のタワー棟と、4階建ての「小田原城新城下町」からなるもの。「みらいの宿場町小田原づくり」をコンセプトに、小田原の新たな人の流れと賑わいをもたらす施設として運営する。

●プロントが「少人数・短時間・予約不要」の新プラン

プロントコーポレーションがこのほど、主力業態「カフェ&バー プロント(以下、「プロント」)」の全店で、「新しい生活様式」下での新たな忘新年会のスタイルに対応したプラン「いきなり!飲み放題!」を始めた。「プロント」では飲み放題は通常はコースに付随している形だが、今回は飲み放題自体をクローズアップした形。併せてオリジナルの「Go To」キャンペーンも立ち上げており、忘新年会需要の本格的な取り込みに乗り出した。