12月2日付の外食日報は

●イートイン需要底上げへ地域単位の販促に注力

回転寿司「かっぱ寿司」(11月1日時点316店舗)を展開するカッパ・クリエイトは、新型コロナ禍での売上獲得に注力する。今期(21年3月期)の7月頃から再開したイートイン需要活性化策を下期(10月~21年3月)も引き続き強化する考え。併せて、営業時間短縮などの影響があった上期(4~9月)に進めたコスト対策を下期以降も続け、収益体質の強化を図る。

●関門海は40周年記念企画で巻き返しを期す

ふぐ料理店「玄品」を約70店舗展開する関門海は、10月から取り組んでいる同ブランドの創業40周年企画が順調だ。品質と価格のバランスの追求が奏効し、関連商品の注文比率が想定以上で推移したなか、このほど第2弾を企画した。コロナ禍で収益環境は厳しいが、ここからの繁忙期に際し、40周年記念企画で巻き返しを図る。

●はま寿司が「はまっこセット」とガチャマシーン導入

ゼンショーホールディングス傘下のはま寿司は3日から「はま寿司」で、「ガチャ(ガチャガチャ)」が遊べる新たな商品シリーズ「はまっこセット」(店内飲食のみの提供)を投入する。丼やうどんをメインに、ガチャ専用コインが付くメニュー3種を用意するもの。「はま寿司」全542店舗(1日時点)で発売する予定で…