11月30日付の外食日報は

●大手カフェが「自宅以外で集中できる場」提案

大手カフェチェーンで、テレワーク時のカフェ利用に対応する動きが広がっている。新型コロナ禍で進む企業のテレワーク導入などに鑑み、専用スペースを設置した店舗の立ち上げや新タイプ店舗の需要を試す動きだ。もともと利便性が高く幅広い需要に対応できるカフェの特徴も活かし、「自宅以外で集中して作業ができる場」などとして提案する動きが目立ってきている。

●10月の既存店売上高 全体の2割が前年同月比プラスに

上場外食企業の20年10月度既存店売上高がまとまった(集計対象56社・関連表は8面に掲載)。前月比で軒並み減収幅を縮小、あるいは増収幅を拡大させており、前月は前年比プラスとした企業(業態)が5社にとどまったのに対して当月は13社と全体の23%を占めた。当月1日から政府の外食利用活性化策となる、ネット経由予約でのポイント付与と食事券発行の「Go To Eatキャンペーン」が始まった。これにより…

●「いきなり!ステーキ」が初の商品大型リニューアル

ペッパーフードサービスは12月1日から「いきなり!ステーキ」の全店(一部は除く)で、商品リニューアルを実施する。新メニュー投入や主力商品のバリエーション拡充に加えて提供方法にも一部見直しをかけるなど、同ブランドとして初めての大型商品リニューアルとなる。「より利用しやすい店舗にしたい」(同社)として実施する。