11月20日付の外食日報は

●大戸屋HD改革へ蔵人社長「改めてマインドセットを」

「大戸屋ごはん処」の大戸屋ホールディングスは新たにコロワイドグループとして今期(21年3月期)の下期から、各種改革を進める。このほど大戸屋HD社長に就いた元コロワイド専務の蔵人賢樹氏は19日、上期決算説明会の席上、「飲食業のコアであるサービスマインド(サービス精神)を改めてセットしたい」など、改革への意欲を示した。

●和風FFで「ボリューム訴求」が盛んに

牛丼などがメインの和風ファストフード(FF)チェーンで、ボリュームを打ち出した商品訴求が盛んだ。各社でボリュームを強調した新商品や人気メニューの増量企画、好評シリーズの新作などを打ち出す動きが相次ぐ。新型コロナ禍で「せっかく外食をするなら外食ならではのメニューを食べたい」「贅沢さも感じられる商品を楽しみたい」といった消費者ニーズも見られる中、「ボリューム」や「豪快さ」を前面に出した提案が活発化している。

●高級チョコの「ゴディバ」が外食に積極アプローチ

高級チョコレートブランドの「GODIVA(ゴディバ)」が外食市場へのアプローチに積極的だ。外食大手各社とのコラボレーションメニューの企画が目立っているなか、26日には東京駅構内の商業施設「グランルーフ フロント」内に日本国内初のカフェ業態「GODIVA cafe」を立ち上げ、外食市場に本格参入する。