11月19日付の外食日報は

●トリドールHDは中食需要取り込みに本腰入れる

トリドールホールディングスは主力事業である讃岐うどんチェーン「丸亀製麺」の国内展開で、中食需要取り込みに本腰を入れる。これまでのテイクアウト対応の強化がコロナ禍にあって花開き、同業態の想定以上の収益回復にもつながっている。たとえコロナ禍が落ち着いても「今まで以上に求められる」(粟田貴也社長)とみて取り組む。

●ブロンコビリーがご当地サラダバー好評で第2弾

ブロンコビリーはステーキ・ハンバーグレストラン「ブロンコビリー」(128店舗・18日時点)のサラダバーをこのほどリニューアルした。「食で旅する」をキーワードに日本各地の特色ある食材や料理をサラダバーに採り入れたご当地企画の第2弾「北海道ご当地フェア」として、北海道を前面に押し出しつつ差別化した内容を訴求する。来年3月上旬辺りまで実施予定。足元で売上が戻ってきているなかで客数増のフックにしたい構えだ。

●ビッグボーイが平日の夕食需要獲得を強化

ゼンショーホールディングス傘下のビッグボーイジャパンは平日の夕食需要取り込みを強化する。26日から、平日(月~金)17時以降限定で販売している「夜キュー」シリーズに〈直火焼グリルチキンのオーブン焼き(サラダバー・スープバー・ライス・カレー・ドリンクバー付)〉と〈直火焼3種のとろ~りチーズグリルチキン(同)〉各990円(税別・以下同)の2品を投入する。