11月17日付の外食日報は

●ワタミは外食事業の再構築を加速

ワタミは外食事業について、コロナ禍にあっても収益成長が可能な形への再構築を今期(21年3月期)の下期も続ける。時流に沿う業態展開としての焼肉、から揚げ業態の育成を推進し、収益回復から成長への道筋をつける。渡邉美樹会長兼CEOは「非常に厳しい状況だが一人の社員も辞めさせない思いで事業を再構築する」といい、今期決算がまとまった際に業績V字回復のシナリオを示すとした。

●ポッカCが「カフェ・ド・クリエ グラン」立ち上げ

関東や東海、関西などに「カフェ・ド・クリエ」を展開するポッカクリエイトは18日、東京・東池袋の店舗を「カフェ・ド・クリエ グラン サンシャイン通り店」に店名を改めリニューアルオープンする。新型コロナ禍の「新しい生活様式」への対応を強化し、新たな付加価値を追求した同店限定商品も用意する。限定商品はコーヒー、フード、デザートなど各カテゴリーで投入し、利用客の反応を見ながら「他の『カフェ・ド・クリエ』にも横展開していく計画」(同社)という。

●ゴンチャJが「ゴンチャ」国内初の旗艦店を東京駅に

ゴンチャ ジャパンは26日、JR東京駅構内にアジアンカフェ「ゴンチャ」(80店舗・16日時点)の日本初の旗艦店「ゴンチャ 東京駅 グランルーフ フロント店」をオープンする。「今後の『ゴンチャ』を象徴する店舗となる」(同社)としており、新しい店舗デザインの採用や朝営業など従来にない要素を盛り込んだ。「びっくりドンキー」のアレフがFCオーナーとして運営。アレフでは同店の成果を検証しつつ、「ゴンチャ」を複数出店する方針だ。