11月16日付の外食日報は

●「withコロナの経営戦略」進める-谷真会長兼社長

すかいらーくホールディングスは、長引く新型コロナウイルス禍での収益回復に注力する。マーケットニーズに則した適正な業態配置や、消費者のライフスタイルの変化に対応した施策の実行などにより需要獲得を強化する。新型コロナの影響が直撃した20年12月期の連結業績予想(IFRS)は売上収益2930億円(前期比21.9%減)、営業損失200億円(前期は205億6200万円の黒字)と厳しい環境にあるが、第4四半期(10~12月)単体では3四半期ぶりの黒字見通しであるなど徐々に回復基調にあることから、21年以降も視野に入れた対策に力を注ぐ。

●今冬シーズンに存在感強まる「こたつ席」

今冬の外食シーンでは、こたつで暖かく過ごしながら食を楽しめる「こたつ席」が存在感を強めそうだ。昨冬は暖冬だったが、今シーズンは一転して冬らしくなる公算があるため。レストラン中心に展開各社も集客に意気込んでいる。 DDホールディングスの子会社バグースは…

●カスタマーズDが鶏料理特化の新業態立ち上げ

やきとんが売りの大衆居酒屋「筑前屋」などを展開するカスタマーズディライト(東京・東陽町、中村隆介代表)は18日、大衆居酒屋の新業態「やきとり大衆鳥酒場 とり々(とりどり)」(以下、「とり々」)を東京・大井町の大井町駅の至近に立ち上げる。やきとりなどの鶏料理をメインに据えるとともに、レモンサワーのバリエーションでも差別化した。老若男女問わず仕事終わりだけでなく仲間との会食などにも利用できる店として、多店舗化も視野に入れて育成する。