11月10日付の外食日報は

●スシローGHDは今期での成長路線復帰目指す

スシローグローバルホールディングスは今期(21年9月期)、業績をV字回復させて成長路線復帰を目指す。前期はコロナ禍に見舞われたなかで増収減益決算だったが、出店は加速。コロナ禍を受けた新しい生活様式への対応を図るなど基盤強化は進めていた。中期3カ年計画の最終年度として主力の回転寿司「スシロー」の国内外での拡大と新業態育成に注力し、中計の目標以上の業績でまとめる構えだ。

●「ブルースターバーガー」は海外にも打って出る

ダイニングイノベーショングループのブルースターバーガージャパン(東京・渋谷、西山泰生社長)は、グループのハンバーガー市場参入として10日に東京・中目黒の駅近立地にテイクアウト専門のプチグルメバーガー業態「ブルースターバーガー」を立ち上げる(本紙11月4日付既報)。オープンに先立つ9日には同店で事業戦略発表会を実施。西山泰生社長と、その父親でグループ中核会社Dining Innovation Investmentのファウンダーである西山知義氏が登壇し、業態開発に至った経緯から、国内2000店舗を目指すと同時に海外出店も行う方向性などを明らかにした。

●「デニーズ」が「ゴディバ」と初のコラボメニュー

セブン&アイ・フードシステムズは10日、「デニーズ」でチョコレートブランド「ゴディバ」とのコラボレーションデザート3品を発売する。両者のコラボ企画は初。ゴディバ ジャパンのシェフ・ショコラティエであるヤニック・シュヴォロー氏が監修したデザートメニューを21年1月上旬までの予定で販売する。