10月28日付の外食日報は

●ジェイグループHDは環境変化への対応を急ぐ

ジェイグループホールディングスは、居酒屋を中心に展開する主力の飲食事業で今期(21年2月期)の下期、新型コロナウイルス感染症の拡大による環境変化への対応を急ぐ。不採算店舗の撤退などの「守り」だけでなく、コロナ禍で浮上するニーズに対応した業態への転換やゴーストレストラン事業への参入など収益を取りに行く「攻め」も繰り出す。

●物語コーポが「焼肉きんぐ」の大阪出店再開

物語コーポレーションは、主力のテーブルオーダー型焼肉食べ放題業態「焼肉きんぐ」で大阪府内への出店を再開する。大阪府内4年半ぶりの出店として、28日に「焼肉きんぐ 八尾店」(大阪・八尾)を、11月2日に「同 大阪鶴見店」(同・大阪)をそれぞれオープンする。

●吉野家の〈黒毛和牛すき鍋膳〉が想定超の推移で完売間近に

吉野家が「吉野家」約1200店舗で5日に発売した〈黒毛和牛すき鍋膳〉税別998円が、販売好調につき発売から20日間の時点で近日中に完売の見通しとなった。「吉野家」で初めて黒毛和牛を使用した商品で、約50万食限定で用意したもの。