10月27日付の外食日報は

●ハブが商品・本部体制見直しでコロナ禍の対策強化

日本における英国風パブ文化の普及を目的に、英国風パブ業態「HUB」をメインに112店舗(8月末時点)を展開するハブは、新型コロナ禍で抜本的な経営対策に取り組む。生活者の意識や行動様式の変化に対応する商品施策を進めるとともに、経営効率化に向けた本部体制の再編も実施。新型コロナの影響で居酒屋やパブなどのアルコール業態が厳しい経営環境にあるが、「今後も英国パブ単一業態を磨き続ける。英国パブ一筋にこれからも展開していく」(太田剛社長)とする。

●カフェのホリデーシーズン企画が相次ぐ

カフェチェーン各社による、11月からのホリデーシーズン向け商品企画が出始めてきた。「カフェ業界にとって最大の商戦といえ、提案にも力が入る」(タリーズコーヒージャパン)クリスマス商戦を中心に、年末年始需要の取り込みを担う企画。今年は新型コロナ禍という厳しい消費環境にはあるが、それだけにメニューそのものの新しさだけでなく販売促進面での新鮮なアプローチも見受けられている。

●G-FACTORYが「宇奈とと」で〈スタミナ丼〉発売

G―FACTORYはワンコインうな丼チェーン「名代 宇奈とと」(以下、「宇奈とと」)でこのほど、丼ぶりメニューの新商品〈スタミナ丼〉税込1000円を発売した。刻んだ鰻とニンニクの芽、長ネギ、フライドガーリックをあしらったものでごはん大盛りは無料。鰻の丼ぶりや鰻重を専門で提供する業態として新機軸の商品を提案する。