10月26日付の外食日報は

●ケンコーHDが「ひとり焼肉」市場で攻勢かける

麻婆豆腐発祥の店「陳麻婆豆腐」や「やまと」ブランドの焼肉レストラン、手作り餃子専門店の「東京餃子軒」など専門店を主体に約30業態・200店舗を展開するケンコーホールディングスが、「ひとり焼肉」市場で攻勢をかける。中核子会社ケンコーで焼肉定食業態として2店舗をじっくり育成してきたが、コロナ禍にあっても売上が順調に推移するなか、今後3年間での10店舗体制を目指して動き出した。

●フジタコーポが「かつてん」でデリバリー拡充

自社ブランドの飲食店や大手外食チェーンのFC加盟店などを運営するフジタコーポレーション(北海道・苫小牧、遠藤大輔社長)は、かつ丼・天丼・そばの「かつてん」(直営12店・FC8店)の一部店舗で実施しているデリバリーサービスの内容を拡充する。李朝園(大阪・大阪、吉川創淑代表)が大阪を中心に展開する「コリアンダイニング李朝園」とのコラボレーションにより、「かつてん」のキッチンで作った「李朝園」のメニューをデリバリーで販売する。フジタコーポレーションでは利用客の利便性や満足度の向上、売上増などにつなげる狙い。

●すかいらーくRが「ステーキガスト」で新版「おにくじ」

すかいらーくレストランツはステーキ・ハンバーグ業態「ステーキガスト」で23日から、はずれなしのくじ企画「おにくじ」を始めた。「おにくじ」は年に数回の頻度で実施している、客数の底上げに寄与している企画。これまでは自前の企画として手掛けてきたが、今回は米国食肉輸出連合会(USMEF)と初めてコラボレーションした新版の「おにくじ」として、特典内容をグレードアップさせている。11月23日までの予定だが、くじがなくなり次第終了する。