10月22日付の外食日報は

●エー・ピーHDがデリバリー「キッチンクラウド」拡大へ

エー・ピーホールディングス(旧エー・ピーカンパニー)は、デリバリーブランドとして新たに立ち上げた「キッチンクラウド」を拡大する。地鶏居酒屋「塚田農場」既存店内への併設などによる検証を始めており、店舗売上高を上乗せできる事業モデルとして確立を目指す。22日には「キッチンクラウド」の独立出店で、同ブランド旗艦店の「綱島店」(神奈川・綱島/25.3坪・目標税別月商600万円)も出店。取り扱い商品やサービス内容のブラッシュアップを図りながら、コロナ過で売上獲得に苦しむ飲食店が通常のイートイン営業をしながら付加できるFCパッケージとしての提供も目指す。

●ジョイフルは「並木街珈琲」でのカフェ事業育成進む

ジョイフルのカフェ事業育成が進んでいる。ファミリーレストラン「ジョイフル」を主体としつつ郊外型のカフェ業態「並木街珈琲(なみきのまちこーひー)」を育成しているもので、コロナ禍ではあるものの狙い通り30~50代女性を中心顧客に堅調に推移している。このほど、秋冬の限定メニュー企画も開始。春夏企画で好評を博したドリンクセット企画も続け、集客強化に臨んでいる。

●アークミールが「どん」人気首位ステーキで初コンボ

安楽亭子会社のアークミールはステーキが中心のレストランチェーン「ステーキのどん」でこの冬、若年層の取り込みを強化する。11月2日から、人気ナンバーワン商品となっている〈激アツステーキ〉で、ハンバーグメニューとのコンボ商品を発売する。