10月21日付の外食日報は

●ワイズTは資本政策・コスト削減推進で筋肉質な組織へ

「XEX(ゼックス)」ブランドの高級レストランやカジュアルイタリアン「SALVATORE CUOMO」などを展開するワイズテーブルコーポレーションは、来期(2022年2月期)からの再成長に向けた足場固めに取り組む。今期(21年2月期)は上期に新型コロナウイルス感染症の影響で4~5月に店舗の休業や営業時間短縮を行うなど、売上・収益に大きな打撃を受けた。今後は「キャッシュフローの改善・資本強化」と「コスト削減」を重点課題に掲げ、来期に向けた筋肉質な組織作りに注力する方針。今年7月、金山精三郎会長からの要請を受ける形で同社に約6年ぶりに復帰して社長に就いた船曵睦雄氏は、「改めて当社を飛躍させたい」と意気込む。

●吉野家がスマホゲーム「ポケモンGO」と連携

野家ホールディングス傘下の吉野家は、人気コンテンツ「ポケットモンスター(ポケモン)」をベースにしたスマートフォン向け位置情報ゲーム「ポケモンGO」を開発・運営する米ナイアンティック(米カリフォルニア、ジョン・ハンケCEO)、および任天堂の持分法適用関連会社で「ポケモン」のライセンスを管理するポケモン(東京・六本木、石原恒和社長)とパートナーシップ契約を締結した。公式パートナーとして全国の「吉野家」(一部を除く約1200店舗)が同ゲーム内に登場するようになった。

●オペレーションFが外食人材有効活用の新サービス

レストランを中心にした飲食店約60店舗の運営と、他社の飲食店のプロデュースおよびコンサルティングを手掛けるオペレーションファクトリー(東京・渋谷、笠島明裕代表)が、外食人材の有効活用に寄与する人材サービスに乗り出した。