10月20日付の外食日報は

●コメダHDは心が休まる店作りに拍車かける

「コメダ珈琲店」のコメダホールディングスは、QSC(クオリティ・サービス・クレンリネス)の進化で心が休まる店作りを行う「心にもっとくつろぎをプロジェクト」の動きに拍車をかける。このほど「商品・サービスの安全・安心の追求」や「多様な消費者ニーズへの対応」、「心と体の健康への貢献」などを改めて重要課題に掲げた。

●ビッグボーイが「煮込み」加えてハンバーグ強化

ゼンショーホールディングス傘下のビッグボーイジャパンは22日に実施する「ビッグボーイ」「ヴィクトリアステーション」のグランドメニュー変更に合わせて、人気カテゴリーであるハンバーグのラインナップを強化する。テイクアウト限定商品として人気を博してきた煮込みハンバーグをラインナップに加えたほか、定番品のボリュームアップを実施。サラダバーなどのセットメニューと組み合わせる際の選択の幅も広げ、より細かく顧客ニーズに対応して需要を伸ばす狙いだ。

●本番近づき盛り上がり見せるハロウィン企画

10月31日のハロウィンが近づくにつれ、レストランを中心に関連の企画を打ち出す動きに拍車が掛かってきた。ハロウィンは、バレンタインデーに次いで女性を中心に訴求する強力なテーマ。今回はコロナ禍が収束しないなかでの取り組みになるなか、巻き返しのきっかけにもなり得るだけに、巣ごもり需要に対応する新たなアプローチも含めて各社の企画に熱がこもる。