10月14日付の外食日報は

●壱番屋、店内外の需要獲得と海外事業強化を併走

「カレーハウスCoCo壱番屋」を展開する壱番屋は、新型コロナウイルス禍での経営対策に力を入れる。コロナ禍で需要が高まっているデリバリー・テイクアウトへの対応、イートイン需要の獲得、海外事業など多面的な取り組みを同時に進め、今期(21年2月期)連結業績(以下含め業績は連結ベース)の目標値達成を図る。

●ゴンチャJはメニュー拡充戦略が進展

ゴンチャ ジャパンはアジアンティーカフェ「Gong cha(ゴンチャ)」でのメニュー拡充戦略が進んでいる。タピオカをトッピングしたティー以外の主役となる商品の創出を目指しているもので、16日にはコーヒーの提供を本格化するとともにブランド初のフードメニューとしておかゆを投入する。原田泳幸会長兼社長兼CEO(最高経営責任者)は12日に会見し、おかゆについて「朝食でもランチでも店内でもテイクアウトでもデリバリーでも非常にマッチする」と抱負を述べた。

●九州地盤の「資さんうどん」が50店舗到達へ

北九州を中心にうどん店「資(すけ)さんうどん」を直営で展開する資さん(福岡・北九州、佐藤崇史社長)は11月6日、「資さんうどん」50店舗目の「佐賀兵庫店」を佐賀県佐賀市にオープンする。福岡県北九州市を中心に、福岡県や山口県、佐賀県、熊本県に展開する同ブランドにとって、同店は佐賀県内3店舗目、佐賀市内2店舗目の店舗となる。