10月7日付の外食日報は

●認知度向上や集客寄与する創業記念企画に賑わい

外食各社で企業やチェーンの創業日に絡めた周年企画が賑わっている。周年記念ならではの特別な商品提案などを行うもので、過去に実施した企画でブランド認知の向上や既存顧客の再来店といったプラス効果につなげてきたチェーンは多い。今年は新型コロナウイルス感染症の影響を考慮し、時期をずらして開催する動きや例年と違った形で実施する例などが見られる。

●「Go To Eat」で「飲食予約ポイント錬金術」騒ぎ

農林水産省が主導する、外食利用喚起を図る「Go To Eatキャンペーン」が、オンライン飲食予約でのポイントを効率よく取得するという切り口から一部インターネット上で注目される状況となっている。

●第一興商がキッチンカーでテイクアウト事業開始

「ビッグエコー」ブランドのカラオケルーム大手で居酒屋・ディナーレストランを中心に飲食店も展開する第一興商が、飲食事業で「店外飲食」の需要への対応に本腰を入れている。今年9月のデリバリー参入に次いでこのほど同社初のキッチンカー業態としてテイクアウト専門店も始めた。「新型コロナ禍による『新しい生活様式』で高まる飲食ニーズに密着する」(同社)として育成に力を入れる。