10月1日付の外食日報は

●「Go To Eat」に相乗りで集客に相乗効果を

10月1日、農林水産省主導の「Go To Eatキャンペーン」が本格始動する。新型コロナ禍で大打撃を受けている外食需要の復活に期待がかかるなか、外食企業側でも「Go To」と銘打つなど相乗りの形で企画を講じる動きが出てきた。相乗効果で集客に弾みが付くか注目される。

●コロワイドが食事業態シフトへ新ブランド開発

コロワイドは1日、神奈川・みなとみらいに新業態「みなとみらい食堂」をオープンする。「地酒と蕎麦 京風おでん 三間堂 みなとみらい店」(以下「三間堂 みなとみらい店」)からの業態変更により、「一汁五菜」がコンセプトの食事処として立ち上げるもの。新型コロナウイルス感染症の影響で居酒屋から食事需要へのシフトといった利用シーンの変化が見られる情勢を踏まえ、昼・夜ともに食事がメインの食堂業態として開発した。

●HISが飲食店の再生プロジェクトを始動

大手旅行会社のエイチ・アイ・エス(以下、HIS)は、飲食、農業、ホテル・旅館の再生を将来の新しい事業の柱とするためのプロジェクトを開始した。まず飲食店の再生プロジェクトの1号店として2日、閉店が決まった神奈川・伊勢原の蕎麦店「満天ノ 秀そば」の味を引き継ぎ、埼玉・川越に「川越店」を開店する。運営はHISが手掛ける。