9月25日付の外食日報は

●外食各社が「混雑緩和」を意識した施策

新型コロナウイルス感染症の感染拡大防止などを目的とした「新しい日常」が消費者の間で意識される中、外食チェーンで店舗の混雑緩和や利用客の分散などを目的とした取り組みが広がりつつある。混雑や密集などの「密」を避けることで利用客が安心して来店できる空間を提供するとともに、ピークタイム以外の売上拡充なども意識した施策がそれだ。直近では時間帯限定の特典を設けて来店を促す企画や出店形態の工夫などの取り組みが見られる。

●外食支援へデリバリー・テイクアウト大手4社が連携

「Uber Eats」のUber Japan、「出前館」の出前館、「dデリバリー」のNTTドコモのデリバリーサービス大手3社、およびテイクアウトサービス「楽天リアルタイムテイクアウト」の楽天が、外食産業の支援ひいては国産農林水産物の普及促進につながる取り組みで連携する。農林水産省による関連プロジェクトに賛同。各サービスが関連の取り組みを行う。

●アークランドSHDが「camp」で野菜の訴求強化

アークランドサービスホールディングスは子会社バックパッカーズが展開するカレー業態「野菜を食べるカレー camp」(6店舗)の直営3店舗(渋谷道玄坂店・代々木本店・新橋店)で25日から、持ち味である野菜の訴求を強化する。同日のグランドメニュー刷新を機に行うもので、ブランドの新たな可能性を追求して差別化を図る動きだ。