9月18日付の外食日報は

●鳥貴族は「守り」と「攻め」で新型コロナ時代に対応

全品税別298円均一の焼鳥居酒屋チェーン「鳥貴族」の鳥貴族は今期(21年7月期)、新型コロナ禍における影響を踏まえて経営の安定化と新型コロナ禍での売上確保という「守り」に注力。居酒屋業界自体が厳しいが「むしろ居酒屋の存在価値は高まる」(大倉忠司社長)とみて「鳥貴族」の収益力強化に力を振り向ける。他方で、コロナ禍収束後の「攻め」も見据え、非アルコール業態立ち上げなども行う。

●ティーケーエスが初のバイキングレストラン

GYRO HOLDINGS傘下で寿司「まぐろ人」や大衆居酒屋「なんで、や」などを展開するティーケーエス(東京・下高井戸、斎藤浩司社長)は16日、東京・高尾に寿司などが食べ放題で楽しめるオーダーバイキングレストラン「Villa’s Kichinto KUU 高尾」をオープンした。バイキングレストランの出店は同社初。

●レインズが「甘太郎」で食事需要取り込みを強化

コロワイドグループのレインズインターナショナルが、居酒屋「手作り居酒屋 甘太郎」で、居酒屋だけでない幅広い利用動機に対応する動きに拍車をかける。17日からは一部で定食を終日提供する「甘太郎食堂」企画を立ち上げ、食事需要獲得に本腰を入れ始めた。