9月17日付の外食日報は

●存在感強まる「ちょっとした贅沢」アプローチ

今秋商戦では、「ちょっとした贅沢」を訴求するメニューに商機がありそうだ。注目は、新型コロナウイルスの新規感染者数が緩やかな減少をみていること。外食を再開する消費者が増えてくる可能性が高く、そうした人はせっかくの機会だからと、外食ならではのプレミアムな体験を求める公算が大きい。事実、出そろった秋向けメニュー企画ではファストフードやファミリーレストランなど各ジャンルで、久しぶりに外食を楽しむような人が「ちょっとした贅沢」を味わえる要素が目白押しだ。

●菅内閣発足でジビエ料理に盛り上がりの公算

16日、自民党の菅義偉総裁が第99代首相に選出され、菅内閣が発足した。株式市場では菅氏の出身地や経歴などから「菅関連銘柄」を探す動きが賑わうなど、菅政権下で人気が高まるコト・モノを先取るムードが一部で高まっている。外食業界では、ジビエ料理のニーズがより高まることが想定される。

●壱番屋、店内で使える共通ポイントを初導入

壱番屋は16 日、「カレーハウス CoCo 壱番屋」「パスタ・デ・ココ」「麺屋ここいち」「にっくい亭」のうち合計721店舗で、楽天ペイメントの共通ポイントサービス「楽天ポイントカード」を導入した。共通ポイントサービスについて…