9月16日付の外食日報は

●大手外食企業がテイクアウト専門店開発

大手外食チェーンでテイクアウト専門店の開発が進んでいる。新型コロナウイルス感染症の影響で外食店へのテイクアウトニーズが高まっていることを受け、既存店の厨房設備を活かした出店や、新たな立地攻略を見据えて開発に着手する動きだ。まだ大規模な店舗展開にはなっていないが、通常店舗に比べて小型物件への出店となるため、効率的な店舗運営による収益寄与の面からも注目される。

●大戸屋HDとコロワイドが新取締役人事案で合意

大戸屋ホールディングス(HD)と、同社筆頭株主のコロワイドが大戸屋HDの新取締役人事案を巡って話し合いを行い、15日夕に内容で合意した。近日、大戸屋HDが正式発表する。11月上旬に取締役人事刷新を目的事項とする大戸屋HD臨時株主総会を実施する予定とし、日時の詳細は追って決める。

●東京・大井町の4団体が新型コロナウイルス感染防止徹底宣言

東京・大井町の駅前商店街を中心とする4団体はこのほど、「東大井五丁目感染防止徹底宣言」を打ち出した。7月下旬に東大井5丁目の飲食店街で新型コロナウイルスのクラスターが発生したという報道により売上が大幅に減少したことを受け、風評被害の払拭を目的に、飲食店を中心とした約220店が新型コロナ感染防止対策を徹底する。