9月15日付の外食日報は

●外食で「敬老の日」企画へのアプローチが台頭

食各社で21日の「敬老の日」(毎年9月の第3月曜日)にフォーカスした商品施策を投入する動きが目立ってきた。昨年まで外食チェーンでは目立った動きは多くなかったが、今年は「敬老の日」当日の21日を含む期間にキャンペーンを展開する動きが台頭。新型コロナウイルス禍で多くの外食企業が売上獲得に苦心する中、新たに企画実施に乗り出す動きや、恒例企画の実施により需要を刺激する動きが散見される。今年はテイクアウト提案の強化や、居酒屋が新たにファミリー層にアプローチする手法として実施する動きなども出てきている。

●ドムドムフードサービス 藤﨑忍社長インタビュー 第3回

――今年50周年で期するところは。既にオリジナルグッズや、創業の地町田のレンブラントホテルでのグルメバーガー企画などを行っている。
「今年のメインはドワンゴ主催の『ニコニコ超会議』に出ることで新しい顧客層に出会える場と考えていたが、開催しないこととなったのが残念だった。19日に遊園地の『浅草花やしき』にコラボレーションで新規出店するが、元々ゴールデンウイークにコラボ出店をする予定もあった。コロナ禍で無くなった企画もあるが…

●UAゼンセンが新年度入りにあたり活動方針と抱負

外食の多くの企業の労働組合が加盟する産業別労働組合団体のUAゼンセンは15日から新年度(2021~2022年度)の活動に入る。依然として社会が新型コロナウイルス感染症の影響下にあるなか、Withコロナ、ポストコロナの社会・経済構造の変化に対応しながら労働条件や職場環境の改善および産業の健全な発展に向けた運動を推進する。