9月8日付の外食日報は

●「ご当地企画」に外食各社が熱い視線

その地域の特色あるメニューを紹介する「ご当地もの」企画が外食の秋商戦で目立っている。新型コロナウイルス感染症対策として県外移動の自粛ムードが根強く、旅行需要が依然停滞する社会情勢にあって、地元に居ながらにして現地の料理を楽しめるご当地企画は例年以上に関心を集めやすい。今秋は駅構内のコンビニエンスストアや都内の百貨店で北海道物産展も開催されているなど小売業界もご当地アプローチに積極的ななか、外食業界も意欲的だ。

●串カツ田中HDがオフィス複合施設に初出店

串カツ田中ホールディングスは14日、東京・竹芝に開業するオフィスや展示場、店舗ゾーンなどで構成する複合施設「東京ポートシティ竹芝」のオフィスタワーに、「串カツ田中 竹芝みなと横丁店」をオープンする。東急不動産と鹿島建設が国家戦略特別区域計画の特定事業として共同開発した複合施設への出店。「串カツ田中」はこれまで…

●「Go To Eat」はプレミアム付き食事券から開始

政府は4日、有識者らによる新型コロナウイルス感染症対策分科会を開き、「Go To Eatキャンペーン事業」について、各都道府県の商工会議所や商工会が発行するプレミアム付き食事券事業を先行して始める方針を示した。オンライン予約へのポイント還元事業の開始時期は未定。