9月7日付の外食日報は

●Globridgeのゴーストレストラン展開が再加速

居酒屋や食べ放題店などを多業態展開するGlobridge(グロブリッジ、東京・赤坂、大塚誠代表)が、ゴーストレストランで手掛けるから揚げ店「東京唐揚げ専門店 あげたて」(以下、「あげたて」)の展開に弾みをつけそうだ。別事業での顧客基盤を武器にハイペースで出店してきたなか、完全な新規のパートナーも獲得し始めている。ゴーストレストランの台風の目として引き続き存在感を示す公算がある。

●ゼットンが店舗をミーティング用に開放する試み

ゼットンはこのほど初の試みとして、店舗を仕事のミーティングや勉強などのスペースとして活用できるサービスを始めた。東京都江戸川区の葛西臨海公園内で運営しているプレミアムBBQ業態「SORAMIDO BBQ(ソラミドバーベキュー)」で手掛けるもの。新型コロナ感染症拡大がもたらした「新しい日常」にあって、仕事や勉強でも「密」を避けて開放的な空間で行うニーズが高まっていることに対応する。

●BeChefがゴーストR向けシェアキッチンで都内第1号

ゴーストレストラン向けのシェアキッチン事業を手掛けるBeChef(東京・池尻、戸邊将文社長)はこのほど同社3施設目のシェアキッチン「BeChef SHIBUYA」を東京・明治神宮前にオープンするとともに、出店者の募集を開始した。同社としては3施設目、都内は初出店。広さは約30坪で3つの厨房施設からなり、冷蔵庫・オーブン・コンロなど飲食店として必要な設備を完備する。6店舗が入居可能で、テイクアウトはもちろんUberEatsなど各種デリバリーサービスが利用可能。新型コロナウイルスにより多大なる影響を受けている飲食店支援策として、「初期費用の一切を無料とする」(同社)としている。