9月4日付の外食日報は

●BYOが和洋混合型の業態にチャレンジ

定食業態「おぼんdeごはん」など飲食約140店舗を展開するビー・ワイ・オー(BYO)がこのほど、初の「和洋混合型」業態を東京・日本橋に立ち上げた。店舗デザインは洋風が軸ながら、メニューでは和を追求するといった趣向だ。和食業態中心の同社が斬新なアプローチで需要開拓に乗り出した。

●ピエトロが関西エリアでのレストラン出店を再開

ピエトロが「ピエトロ」ブランドのレストランを展開する外食事業で、関西エリアでの出店を再開する。7日、FC店舗として大阪府豊中市にパスタレストラン「洋麺屋ピエトロ 千里中央店」を復活オープンするもの。新型コロナ禍で需要が減退している外食事業よりはドレッシングやスープなどを手掛ける物販事業に力点を置いていたが、「コロナの影響がやや落ち着いてきた」(同社)ため、このほどレストラン店頭を使った店舗運営の商談も再開。外食事業にも改めて注力する方針だ。

●たるたるJとミートCがコラボしたとんかつ専門店

バンコク屋台料理の「カオマンガイ」や「餃子のニューヨーク」などを展開するたるたるジャパン(東京・立川、齊藤崇社長)は1日、東京・田町の商業施設「msb Tamachi 田町ステーションタワーN」の商業ゾーンに、新業態「トンカツX」をオープンした。東京都が開発したプレミアムポーク「TOKYO X」を取り扱うミート・コンパニオン(東京・立川、阿部昌史社長)とのコラボレーションによって誕生したとんかつ専門店。たるたるジャパンにとって初のとんかつ業態であり、メニューの監修にはミシュランガイド掲載歴のある「とんかつしお田」(神奈川・川崎)の塩田直人店主が携わった。