9月2日付の外食日報は

●秋の外食シーン彩る「コンテンツコラボ」

9月に差し掛かり、外食の秋商戦が本番に入ってきた。新商品の提案と相まって販売促進策として今年目立っているのが、アニメやアーティストなど有力なコンテンツとのコラボレーション(協業)だ。相手方のファンを誘引することで、効果的に新規顧客層の獲得につなげることもできる手段。既に記録的な成功例を上げたコンテンツと再び組む動きもあり、新型コロナウイルス感染症拡大が響いて売上で巻き返しが必要な商戦にあって展開各社は販促に意欲的だ。

●「フレッシュネスバーガー」で代替肉商品発売

フレッシュネスは「フレッシュネスバーガー」で、フェイクミート(代替肉)を使用したハンバーガー〈THE GOOD BURGER〉税込480円を発売する。9月1日から公式スマートフォンアプリ会員限定で先行販売し、10月1日から本格販売する。アプリ会員向けで商品を先行販売するのはブランド初。世界的な牛肉の消費増で温暖化など環境汚染が懸念視されるなかで欧米などではフェイクミートを使う動きが広がっていることから開発した。

●インフォマートが初の飲食店「さとむすび」

インフォマートは旧羽田空港ターミナル跡地に開発された大規模商業施設「HANEDA INNOVATION CITY(はねだイノベーションシティ/7月3日に開業)」内に9月1日、イベント型飲食店「さとむすび」をオープンした。同社はこれまでも全国約24万軒の飲食店との繋がりを生かして地方創生に注力してきており、Webクラウド上で扱ってきた情報を基に、 今回のリアル店舗を発信拠点とすることで、 さらなる地方創生への支援を目指す。