8月26日付の外食日報は

●ニンニク軸に「活力マーケティング」再び火花

ニンニクを軸に「スタミナ」などを掲げて活力を訴求するメニューアプローチがにぎわっている。新型コロナウイルス感染症拡大もあって健康意識が高まりやすいなかで今年は春からこうした「活力マーケティング」の商品提案がみられており、猛暑がピーク超えも残暑が厳しく一日の気温差も大きくなりがちなこの時期に再び台頭。夏の疲れが出やすいなかでのニーズを捉えた切り口として動向が注目される。

●「日比谷OKUROJI」開業は9月10日に

JR東日本グループのジェイアール東日本都市開発が9月10日、東京の有楽町駅~新橋駅間の300mにわたる煉瓦アーチ高架下空間に商業施設「日比谷OKUROJI」を立ち上げる。当初は6月下旬の開業予定だったが、新型コロナウイルス感染拡大防止対策を講じるために延期していた。また、当初は飲食28店舗を含む全44店舗を予定していたが、「新型コロナ禍で方針転換をした企業もあった」(同社)といい、結果として飲食22店舗(うち6店舗は追って冬にかけてオープンする予定)を含む36店舗体制の施設となる。

●すかいらーくHD 「しゃぶ葉」マレーシア進出

すかいらーくホールディングスはこのほどしゃぶしゃぶ食べ放題「しゃぶ葉」のマレーシア1号店を、首都クアラルンプールの商業施設「サンウエー・ベロシティ・モール」内にオープンした。日本国内では274店舗、海外では台湾に21店舗を展開しており、マレーシア出店は海外2カ国目。