8月25日付の外食日報は

●居酒屋でテイクアウトも意識した店舗開発進む

居酒屋展開企業でテイクアウト需要の取り込みも意識した店舗の開発、出店が進んでいる。店外から商品を購入できる専用窓口を設けた店舗の開発や、テイクアウトメニューのラインナップ拡充などによって持ち帰り販売を強化する動きがそれだ。新型コロナウイルス感染症の影響により一部の消費者で店内飲食を避ける動きも見られる中、コロナ対策を施した店内飲食需要の取り込みと併せてテイクアウトにも力を入れることで売上確保を目指す。

●「DiDi Food」に大手外食チェーンの加盟相次ぐ

中国のタクシー配車大手「DiDi」(滴滴出行)が大阪府の大阪市内から日本でのサービス提供を始めているフードデリバリーサービス「DiDi Food」が順調に拡大中だ。大手外食チェーンも触手を伸ばす形で加盟店が増加。展開エリアも拡大中で、将来の全国展開に向けた動きが進んでいる。

●一家Dがジンギスカン酒場を神奈川初オープン

飲食事業とブライダル事業を手掛ける一家ダイニングプロジェクトは新業態の育成を推進している。27日には「大衆ジンギスカン酒場ラムちゃん」(以下「ラムちゃん」)の5店舗目(すべて直営)となる「本厚木店」を神奈川・本厚木にオープン。千葉県と東京都で展開してきた同ブランドにとって初の神奈川県内への出店となる。