8月24日付の外食日報は

●物語コーポ、成長期待分野への注力路線は不変

物語コーポレーションは、今後も成長期待分野への注力によって中長期の業績拡大につなげる。新型コロナウイルス感染症拡大がもたらした環境変化に対応しつつ、主力ブランドにおける出店加速、商品力・販売促進活動の強化による既存店の活性化などに取り組む。9月に加藤央之副社長が代表取締役社長に就く予定があり、新経営体制での移行期ともなる今期は再成長への足掛かりを築く1年となる。加藤氏は「よりアグレッシブに会社を成長させる」と意気込む。

●アークランドSHDはスンドゥブ店の育成が進む

アークランドサービスホールディングスはスンドゥブ(純豆腐)専門店「プルコギ純豆腐 中山豆腐店」の育成が進んでいる。ニーズに即応したラインナップ見直しも図っており、その一環で投じた冷麺メニューが好評。このほどバリエーションを拡大し、高まる需要の獲得に臨んでいる。多店舗化に向けたブランド確立の取り組みが順調だ。

●回転寿司チェーンが秋商戦に意欲

回転寿司チェーン各社が9月にかけての注力企画を相次ぎ立ち上げ、秋の需要取り込みに動き始めた。過去の人気商品や新商品提案のほか、「安全・安心」を打ち出すキャンペーンなどもみられ、新型コロナウイルス感染症拡大の影響下にある「新しい日常」も踏まえたうえで集客につなげようという意欲が前面に押し出されている。暑い日が続いているものの…