8月25日号の日本外食新聞は

★外食産業を動かす人々

飲食店展開で得た「地域密着」財産に
街を巻き込んで新たな事業を次々と

リンクワーク 代表取締役 福島 優作 氏

 

■8月25日号の主な内容

★トップ記事
混乱の中から動き始めた
外食ネオ・スタンダード

●事例研究①●
リンクワークが鮮魚卸と組み展開モデル構築
「魚屋&食堂酒場」の可能性を探る

隣のスーパーから出てきたお客さんが次々と立ち止まって魚を物色する。こんな光景がオープン日から当たり前になったのが、それまで居酒屋として営業していた「あごひげ酒場」を改装して新装オープンした「久米川漁港あかひげ鮮魚屋台」(東京・久米川)だ。

運営元であるリンクワーク代表の福島優作さんは、新型コロナ感染の拡大を受けて経営する居酒屋がことごとくダメージを受けた4月の状況をこう振り返る。

「ラーメン店は東日本大震災の時も売上は良かったし、今回も大きなダメージは受けなかった。しかし、居酒屋は東京のローカルエリアである久米川でも、『廃墟』といえるほど壊滅的な打撃を受けた。このコロナ禍で物販の強さを改めて感じた」

以前から鮮魚店をやりたいと考えていた福島さんは、コロナを鮮魚店参入への好機と捉え、取引先であるbe-lif( 鮮魚卸「海芯」を運営)に相談に行った。取引先が大きなダメージを受けていた社長の北川節さんも、福島さんと同じ事を考えており、話は早かった。

「本気でやりますか」

オープン直後のスキームはこうだ。

海芯が目利きして仕入れた魚介類を海芯の専任スタッフが中心となって店頭で売る。「年収や世帯構成により売れる魚が全く違う」(福島さん)ため、海芯のスタッフが店頭での動きや値付けをチェックしながら、地域のニーズや売れる魚種および価格帯を探る。いままさにそのマーケティングの最中だ。

リンクワーク側は、お客さんの依頼でその魚介類を刺身や焼きにするなど、加工する業務を担う。丸→柵→加工品(定食など)の順で、ロスを限りなく少なくするオペレーションを組む。

発注しなくても目利きした魚介類を値付けして陳列までしてくれる。店は陳列スペースを用意するのみ。最悪、残った魚は海芯が引き取るが……

 

★その他の記事

●事例研究②●
スタイルスがハイブリッドを超えた新モデル
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【連載】
ソトスマ 8月25日号

コロナが直撃したあるカフェの物語 51日目

印束義則の繁盛店実況中継 47-③ 千葉・成田 《和食処 寛吉》

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