8月21日付の外食日報は

●台湾ティー業態は競争激化へ、「シェアティー」上陸

台湾ティーの業態で競争が激化する可能性が高まった。20日、台湾ティー店「シェアティー(Sharetea)」の日本1号店が立ち上がった。運営するSharetea Japanの小林哲社長は国内500店舗の出店目標を掲げるとともに「ティー版の『スターバックス』を目指したい」と意気込みを示した。

●レインズが居酒屋からの転換で「蕎麦処 三間堂」2店舗

コロワイドグループのレインズインターナショナルは、新業態のそば専門店「蕎麦処 三間堂」を2店舗連続オープンする。いずれも居酒屋「三間堂」からのリニューアルによるもの。20日の「蕎麦処 三間堂 新宿エルタワー店」(東京・新宿)に続き、25日に「同 赤坂店」(同・赤坂)を開店する。新型コロナウイルス感染症の影響でビジネス街やオフィス立地における夜の集客の厳しさも見られる中、そば専門店に変えることで「ランチ時間帯の強化」(同社)を含めた食事需要の活性化につなげる狙い。

●イートアンドが持株会社移行後の役員体制を内定

イートアンドはこのほど、10月1日付で予定している持株会社体制移行(本紙5月21日付既報)後の役員体制を内定した。10月1日付でイートアンドから商号変更予定の持株会社「株式会社イートアンドホールディングス」の代表取締役会長CEOに、イートアンドの文野直樹代表取締役会長が就く。イートアンドの仲田浩康代表取締役社長は、持株会社の取締役社長COO兼イートアンドフーズ代表取締役社長に就任する。持株会社体制移行を機に経営と執行の分離をより明確にし、ガバナンスや経営基盤を一層強化する目的。持株会社移行後は、文野会長CEOが「戦略全般の立案」(イートアンド)などを手がけ、仲田社長COOが執行役として指揮を執る。