8月11日付の外食日報は

●「安心・安全」の観点からもビアガーデンの注目局面

店舗のテラス席や商業施設の屋上などを活用したビアガーデンの展開が、連日の真夏日にあって本格化してきた。夏の風物詩ともいえるビアガーデンは「密」の印象から今シーズンは自粛の動きもあったが、もともと開放的な空間を活用しているだけに、新型コロナウイルス感染防止に必須の換気について安心・安全度の高い業態ともいえる。展開各社では利用人数制限など「密」対策も万全にしたうえで、利用客が安心して「夏」を感じられる場を整えて需要に対応している。

●ワンダーT、「バルバッコア」で本格BBQのテイクアウト

ワンダーテーブルは8日、牛肉の希少部位のシュラスコ(ブラジリアンバーベキュー)料理とブラジル食材によるサラダバーの店「バルバッコア」で、本格的なBBQが自宅の庭やベランダなどで楽しめるテイクアウト用商品「BARBACOA BBQ SET」(2~3人前税別7000円)を発売した。

●サイゼリヤが飛沫防止に「しゃべれるくん」の使用提案

サイゼリヤは、新型コロナウイルス感染拡大の防止と、利用客がより安心して食事ができる空間の提供に向けて、新たに考案した食事用マスク「しゃべれるくん」の利用を呼び掛けていくことを決めた。各地の自治体から大人数で会話をしながらの会食を控えるようにとの呼びかけも出ている中、マスクを着けたまま会話をし、食事もできる仕組みとして利用を推奨する。